2004年はこんな年でした。


今年は「やる気ない症候群」に陥りがちでした。何か行動を起こすための要因になるものが
欠如しているんです。2005年のモットーは「地道な努力」です。
その努力がきっと実を結び、自分に跳ね返ってくることを信じて!


映画:2004年は新作映画の鑑賞数が186に止まった。これは東京国際映画祭に行けなかったことが大きな要因ですが、
それにしても、もっとたくさん映画を観たかった。見逃してしまった作品もたくさんあるので、DVD&ビデオでの鑑賞が増えてしまいました。
両方を合計すると300くらいにはなるのですが・・・・。今年の1位は文句なしで「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」です。このシリーズの
完結編として完璧な映画でした。そして今回、あえてその他に入れた邦画4作品。これらのどれもが好きなので、順位がつけられません。
来年も邦画は楽しみですね

順位 映画タイトル 寸評
第1位 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
(劇場で2回鑑賞)
素晴らしすぎる。壮大なストーリー、そして今日の映像技術の粋を集めた究極の映像。3時間30分がなんて短く感じた事か・・・。この映画は生涯、私の傍に置いておきたいマスターピース。何事も信じればきっと叶うんだ! 
第2位 ラブ・アクチュアリー
(劇場で2回鑑賞 DVDゲット)
この映画を観ると元気が出ます。人を恋する力ってこんなにも強かったっけ?ひと昔前は私もそんな力が満ち溢れていたのに・・。でも、この映画を観るとそんな力がみなぎってくるような気がします。あとは、そんな相手を見つけるだけデス・・(笑)
第2位 ワイルド・レンジ
(劇場で1回鑑賞 ビデオで1回鑑賞)
ケビン・コスナーの真骨頂。決してカッコいいヒーローではない男たち。だけど、魅力が溢れている。男が何かに命を賭けるとき、輝きを放つ様が見事に描かれている。コスナーは役者としてより監督としての技量を買いたいですね。また、この映画のロバート・デュバルがめちゃめちゃカッコよかったっす。
第2位 17歳の処方箋
(劇場で1回、ビデオで1回鑑賞)
青春映画の傑作。誰もが通り過ぎる思春期。特に男の子はもやもやがいっぱい。だけど、そんな時にこの映画のイグビーのような事ができたらどんなに楽しかったろう。決して良い子ではないけれど、私は彼に一種の憧れを抱き続けています。まさに、21世紀の「ライ麦畑でつかまえて」。
第2位 アップルシード
(劇場で2回鑑賞)
アニメはやっぱりこういうスピード感溢れる作品が好きだ。アクションシーン満載のこの映画。しかし、見所はそれだけじゃない。緻密に描かれた近未来都市の背景。そして人間味溢れるシナリオ。何回見ても楽しい映画です。
第2位 スパイダーマン2
(劇場で3回鑑賞 DVDゲット)
アクション映画としてもとても面白い映画なのですが、私はこの映画の主人公が等身大の普通の若者なところが好きだ。パート2は特にそういう部分を掘り下げ、一介のアクション映画と差別化している。つまり、すごく身近なヒーローなのです。暴走列車のシーンは最高。早くパート3が観たいです。
第2位 ミスター・インクレディブル
(劇場で2回鑑賞)
ピクサーの映画はいつも「愛」に溢れている。誰かを愛する心、そして大事な人を守ろうとする心は奇蹟を呼び起こす偉大な原動力になるのです。誰を愛していますか?その心を持ち続ける事が大切。この映画からはそんなメッセージが聞こえてきました。
第2位 コニー&カーラ
(劇場で1回鑑賞)
めちゃめちゃ面白い映画なのに、もったいない公開のされ方でした。とにかく今年1番笑った映画がこの作品。ふたりの女が巻き起こすドタバタ喜劇。そして彼女たちの周りの男たちが総掛かりで笑いを取りに来ます。この映画を観終えた後はとってもハッピーでした・・・
第2位 ロスト・イン・トランスレーション
(劇場で2回鑑賞)
異国の地で寂しさを埋めようと心を寄せ合う中年男と若い人妻。しかし、こんなシチュエーションだからこそ芽生えた恋なのかも??でも、そんな恋に心をゆだねる事ってかなりステキな気分になれると思いませんか?許されない恋だからこそ、輝く恋もありますよね??
その他 邦画4作品
(たくさん鑑賞)
世界の中心で愛をさけぶ(劇場で4回鑑賞 DVDゲット)、下妻物語(劇場で2回鑑賞、DVDゲット)、スウィングガールズ(劇場で3回鑑賞)、いま、会いにゆきます(劇場で2回鑑賞)
今年は邦画の当たり年。中でもこの4作品はかなりポイントが高いです。最後の最後までこの4作品の処遇を考えたのですが、今年の邦画(実写)ではこの4作品が同点ゴール。

本 :今年はけっこうコンスタントに本を読めました。これは半身浴の時に本を読むようにしたからです。本がシワシワになってしまうのが欠点なのですが・・
今さらのように漱石や芥川龍之介を読み返して見ると、やはり大人になった自分が何倍も物語を噛み砕いて理解できるようになったと実感。
一応、自分も進化しているんだな〜・・・・。「こころ」はやはり強烈でした。そして芥川作品の奥の深さに感激・・・・・
 

順位 作品名 作者 寸評
第1位 四日間の奇蹟 朝倉卓弥 ヘリコプターの事故で生死の境を彷徨う真理子は、意外な形でこの世に戻ってくる。しかし、それもいつか終わってしまう事を彼女は知っていた・・・。とにかく朝倉氏の文章力には感服。ここまで一気に読まされた作品は最近は稀です。東野圭吾の某作品と同じ題材なのですが、それ以上に凄まじいドラマが描かれています。
第2位 アフターダーク 村上春樹 まさに「村上節」のこの作品。登場人物の形容の仕方、そして得意の語り調の内容は本当に完璧。まるで、その場にいるかのようにリアルです。なんとなく「ノルウェイの森」の頃の彼の作品に戻ったような気がしました・・・。
第3位 ICO イコ〜霧の城〜 宮部みゆき RPGゲームのノベライズなのですが、宮部さんの手に掛かるととんでもないファンタジーになってしまう。ゲームでは描くことができない、心の深い葛藤が見事に描かれています。しばし、私もヒーローになり霧の城の魔物と戦っておりました。
第4位 電車男 中野独人 巷で大評判のこの物語ですが、ご多分に漏れず私もはまってしまった。電車男のリアル・ラブストーリーも良いのですが、まわりで彼を叱咤激励し、まるで自分の事のようにはしゃぎまわる外野(毒男たち)がサイコーです。暗い世の中だけど、まだまだ捨てたもんじゃないよ・・・
第5位 それいぬ 
正しい乙女になるために
嶽本野ばら 「下妻物語」の作者として有名な野ばら氏の超絶エッセイ。下妻」のもも子はやはり彼の分身だった。それにしてもここまで世の中を一刀両断にブッタ斬れれば、さぞや気分が良いでしょうね。ちなみに彼のもうひとつの作品「鱗姫」もオススメです。

CD : 2004年は、私の中では「LOVE PSYCHEDELICO」がナンバー1。前々から好きだったのですが、今年発売されたサードアルバムは
何度聞いた事か・・・・。期待の宇多田ひかるの新作はイマイチでした・・・。これらのラインナップは、あくまでも私が2004年に買ったアルバムなので、発売はもっと前の物もあります。

順位 作品名 アーティスト 寸評
第1位 Love Psychedelico V Love Psychedelico まさにバンド名のごとくサイケでオシャレな音楽に私は首ったけ。ドライブの時は必ずこのCDを持参します。「ホテルヴィーナス」の映画音楽にも使われていました。お気に入りは「Everybody Love Somebody」 
第2位 NSP 復活コンサート N.S.P. 高校時代に大好きだったNSPが復活した。(といっても2002年)70年代から80年代にかけて活躍した彼らの真骨頂は「なよなよした恋愛」。ライブを聞いて私は泣きました。お気に入りは「見上げれば雲か」。
堕3位 feel Like home ノラ・ジョーンズ なんとも心地よい彼女の音楽は、まさに癒し系。疲れて仕事から帰ってきた時、まっさきに聞きたくなるのが彼女の歌です。また、酒に合うんですよね〜・・。お気に入りは「Be Here to Love Me」 
第4位 ラブ・アクチュアリー サントラ 映画の中での大好きなシーンと音楽が本当にピッタリなのがこの映画。音楽を聴くだけで、あのシーンが甦ってきます。お気に入りはビリー・マックの「Christmas is all Around」と「Jump」です。
第5位 Classics サラ・ブライトマン オペラから楽曲までまさにクラシック音楽のオンパレード。透き通るサラの声はまさに天使の囀りです。クラシックをあまり聞かない私でも、知っている曲ばかりです。このCDも癒し系ですね。お気に入りは「アヴェ・マリア」
第6位 Single Collection 矢井田瞳 彼女の独得の歌い方が私は大好き。詩の内容もストレートですごく好きなので、このCDを聞く時はヘッドフォンでじっくりと聞きます。天性の歌姫の魅力がいっぱいのアルバムです。お気に入りは「一人ジェンガ」。
第7位 Planetarium 須藤薫 これは1982年のアルバム。須藤薫はけっこう好きだったのですが、このアルバムは持っていなかったので、廉価版を買ってみました。ところがこれが素晴らしいアルバムでした。プロデューサーは松任谷正隆。お気に入りは「涙のランデブー」
第8位 musiQ Orange Range 「上海ハニー」「ロコモーション」「ビバロック」とヒップホップの枠だけに止まらない彼らのセカンド・アルバム。しかし、私が一番驚いたのはあの名曲「花」。平井堅の「瞳を閉じて」と並ぶ今年最高のラブソングでしょう!もちろんお気に入りは「花」です。 
第9位 the ultimat collection 鬼束ちひろ 強烈な個性を放つ彼女の世界にどっぷり漬かれます。彼女の切れ味鋭い恨み節は、変な快感を呼び起こします。テレビシリーズ「TRICK」の主題歌「私とワルツを」「月光」ももちろん収録されています。私のお気に入りは「眩暈」。
第10位 Kaguyahime Best Dreamin' かぐや姫 70年代に一斉風靡した南こうせつ、伊勢正三、山田パンダの3人のフォークバンド。私も中学生の時に彼らの歌をギターを弾きながら歌ったものです。だから、全部歌詞を見なくても歌えるんですよね〜。我々の年代には涙がチョチョ切れるくらい嬉しいアルバムです。お気に入りは「好きだった人」「僕の胸でおやすみ」。

その他,2004年の事件をダラダラと・・・ 

@ 後厄だった今年は病気、怪我には何度も泣かされました。やはり歳には勝てません・・・。
A ついにDVDレコーダーを購入。オリンピック以来、フル回転で稼動中です。
B パソコンのデータが増えすぎたので、外付けのDVDを購入。こちらも大活躍中。
C ゲームは「ドラクエ5」を今さらのようにクリア。もう、ゲームは卒業かな・・・。
D PDAを購入。手帳の替わりに使用していますが、やっと使い勝手が良くなってきました。
   高い買い物だったので、やっぱり目一杯使わないとね・・・。 
E 母方の祖母が死去。私はめちゃめちゃ可愛がってもらったので別れが辛かったです・・・。
F 今までの生涯でくじ運には見放されていた私が、抽選会やビンゴゲームで次々と景品をゲット。
   しかし、年末ジャンボは惨敗でした。
G DVDの衝動買いは昨年も治らず。今年こそ!!
H 北海道テレビの「水曜どうでしょう!」にはまる。いまだにはまってます。面白すぎ!
I 今年も旅行には行けずじまい。出張でチョコチョコ出掛けたので、ちょっと気分転換にはなったけど・・・・。
J 今年は癖になりつつある腰痛に加え、ギックリ腰になってしまった。あまりに痛くて死ぬかと思った。

まだまだ,いっぱいあるけど,この辺で・・・・・。 

2005年こそ、最良の年になりますように!!マジで気合が入ってます!! 



ちなみの去年はこんな事を・・・




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